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借金依存症になってしまうと、自分の力で立ち直ることは、なかなか難しくなってしまいます。

ですから、そんな時は、外部の機関や病院を利用することによって、治療をしていくことをお勧めいたします。

この記事を書いた人

借金減額研究家 ケンジ

以前、法律事務所で仕事をしていた立場から、借金問題や債務整理に関する記事を1000記事以上書いてきたライターです。

借金依存症のチェック

まず、あなたが借金依存症であるか知るために、以下の項目にどれくらい該当していないかチェックしてみて下さい。

(こちらのチェック項目は、DA Japan 公式サイトの内容を参考にしています。)

  • 借金をしてしまう気持ちは自分でもどうしようもできないと思っている
  • 借金をしてしまった方が幸せだと思う。
  • ストレスや悩みから逃げるために借金をしている
  • 借金のせいで仕事や日常の生活がおろそかになっている
  • 借金のせいで家族が不幸になっている
  • 借金をして手元にお金が入ると優越感が湧いてくる
  • 借金をした後、自責の念に襲われる
  • 借金の刺激にコントロールされている自分がいる
  • 借金をしても、またすぐに借金をしたくなる
  • 借金をして物を買っても使わない
  • 借金をして物を買っても心が満たされない
  • 借金のせいで、集中力が湧かない
  • 借金があっても更に借金をしてしまう
  • 借金のせいで、普通の支払いができない
  • 借金のために、不正なことをしている(カードの現金化など)
  • 借金のせいで人生が悪い方向に向かっていると感じている

借金依存症になっている人の中には、自分は借金依存症であることを自覚していない方もいらっしゃいます。

ですから、まずは、自分が借金依存症であることを自覚して、そこから脱出しようと思うことが、借金依存症を治療するための第一歩となるのです。

借金依存症を治療する病院や相談先は?

借金依存症を治療したいと思ったら、具体的にどういった相談先があるのかご紹介していきます。

自助グループ

借金癖になっている人は、借金の原因になっているものが必ずあるはずです。

例えば、ギャンブル依存症や買い物依存症に陥っているようなケースです。

そういった原因がはっきりしていれば、タイプ別の自助グループがあるので、参加してみると良いでしょう。

自助グループは更生施設ではありませんが、あなたと同じような立場の人達がミーティングを行ない、気持ちを分かち合うことによって生きる力を得て、治療していくことができます。

主な自助グループは以下のようなところがあります。

どちらのグループも全国各地でミーティングを行っています。

最寄りの地域でミーティングが行なわれていないケースもありますが、まずは、問い合わせをしてみて下さい。

病院で治療を受ける

もし、ギャンブル依存症など、借金依存症がひどいのであれば、病院で治療を受けるのも一つの方法です。

病院の精神科へ行けば、カウンセリングをしてもらうなどの治療を受けることになります。

また、中には、依存症を専門とし、入院治療をしたり、社会復帰までのサポートまで行なっている病院もあります

債務整理の相談

借金依存症を治すためには、いくつかの方法がありますが、治療と共に必ず行なっていくべきことがあります。

それは、借金自体の整理です。

たとえ、借金依存症を克服できたとしても、一度、膨らんでしまった借金を減らすことは難しいケースが多いからです。

ですから、その場合は、弁護士や司法書士に相談をして、債務整理を行ない、借金を減額していくことをお勧めいたします。

債務整理に関しては、借金をどれだけ減らせるか、無料で診断を受けられるサービスがあるので、気軽に利用してみて下さい。

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

また、債務整理を行なうと約5年~10年間、信用情報機関に事故情報が登録され、その期間は新たな借入れができないブラックリストの状態になってしまいます。

ただ、借金依存症の人にとっては、強制的に借金ができない状態になることが、依存症を克服するためのきっかけにもなると考えることもできます。

借金依存症の相談は専門家に

借金依存症になっている人の中には、家族に相談をした方が良いのではと考える方もいらっしゃいます。

確かに、家族に内緒で借金を繰り返すよりは、家族に正直に打ち明ける方が良いかとは思います。

ただ、家族に借金依存症の相談をしても、家族のストレスを増やすだけとなってしまうかもしれません

ですから、家族には借金依存症の相談をするというよりは、外部の機関に相談をする際にサポートをしてもらうという形が良いでしょう。

借金依存症やそこでできた借金を克服するためには、やはりその分野の専門家に相談することをお勧めいたします。