借金が150万円ある場合、年収が500万、600万円ある人であれば、まだ余裕で返せるかもしれません。

しかし、年収が200万、または300万ぐらいの人だと利息の負担がズシリと重たくのしかかってくるものです。

そんな時は、債務整理を検討すべきなのかもしれません。

ここでは、借金150万円の返済方法の観点から解説をしていきます。

借金150万円を余裕で返せる人とは?

借金150万を余裕で返せるかどうかは、その人の年収から大体分かることが出来ます。

もし、借金150万円が年収の三分の一以内に抑えられている場合、すなわち年収が450万円以上の人は、自力返済はそこまでは難しくないでしょう。

月平均であれば、月収37万5,000円レベルです。

それでも金利が5%~10%程度であれば、もう少し年収が低くても大丈夫でしょう。

しかし、消費者金融などから金利15%~18%で借りている人は自力返済はかなり厳しくなります

借金150万円の返済計画とその利息

複数の消費者金融から上限金利の18.0%で合計150万円借りていた場合、返済計画は以下のようになります。

月々の返済額 返済期間 利息の総額
60,000円 32ヶ月 394,169円
50.000円 41ヶ月 507,721円
40,000円 56ヶ月 721,003円

月収が20万円ぐらいの人が、新たな借金は作らないで、毎月4万円ずつ返済のみをしていくのも簡単ではないと思います。

仮に、そういった返済方法が出来たとしても、完済するまで5年弱掛かり、70万円以上の利息を払わないといけないので、まともに返済していく方法は、あまり現実的ではないのかもしれません。

借金150万円の返済方法

ですから、年収が低い人が、借金150万を自力で返していくには、

  • 副業をやって収入を増やし繰り上げ返済をしていく
  • 節約をして毎月1万円でも返済額を増やす
  • おまとめローンなどに借り換えをして利息を下げる

のいずれかの返済方法を選択していくしかありません。

もし、自分に合った副業を見つけることが出来れば、150万円の借金は意外と余裕で返せるかもしれません。

仮に、パチンコなどギャンブルで借金を増やしてしまっているのであれば、ギャンブル癖を克服するだけでも、返済スピードは一気に速くなっていきます。

また、借金が150万円程度であれば、おまとめローンの審査に通る確率は比較的高いでしょう。

ただ、おまとめローンは、低金利になるといっても、それでも12%~15%になるケースが多いです。

月々の返済額が下がっても返済期間も伸びて、最終的に支払う利息の金額は、おまとめローンを利用する前のケースと変わらないこともあるので、ご注意下さい。

債務整理で150万円を返済する方法

しかし、どうしても150万円の借金を自力返済することが出来ない場合は、債務整理で借金を減らすという方法があります。

もちろん、返済能力がまったくないという人は、自己破産で借金をチャラにするしかないのかもしれません。

ただ、それはさすがに申し訳ないし、返せるものは返していきたいという人もいらっしゃるかと思います。

そういった方にお勧めなのが任意整理です。

実際、任意整理は借金の負担が軽くなりますが、それでも残債の返済は続けるので、これも立派な返済方法の一つだと言えます

150万円を任意整理をした場合の月々の返済額は?

任意整理は、払い過ぎた利息があれば、その分を減額し、将来利息をカットした上で、残債を3年、または5年で分割返済していくという方法です。

もし、払い過ぎた利息が元本を超えていれば、逆に過払い金としてお金が戻ってくるケースもあるのですが、そうではない場合、月々の返済額は以下の通りになります。

  • 3年:月々の返済額は41,667円
  • 5年:月々の返済額は25,000円

実際にあなたの借金や月々の返済額がどれくらい減らせるかは以下の方法で簡単に調べることが出来ます。

150万円の借金は任意整理はすべきなのか?

ただ、月々の返済額を聞いても、150万円の借金を任意整理すべきなのかピンとこない方もいらっしゃるかと思います。

実際に任意整理すべきかどうかは、基本的には金利と収入によって決まって来ます。

任意整理しない人がいい人

借金が150万円あったとしても、利息が数%程度であれば、任意整理はしない方が良いでしょう。

なぜなら、それぐらいの利息だと、任意整理で将来利息をカットされても、支払いが免除されるトータルの利息は非常に少ないからです。

逆に、弁護士や司法書士に支払う費用の方が大きくなる可能性すらあります。

また、収入が多い場合(最低でも450万円以上)は、月々の返済額はその分、増えますし、自力返済をしても、それほど多くの利息を支払わずに、完済できるので任意整理はしない方が良いでしょう。

任意整理した方がいい人

しかし、その一方で、金利が15%、或いは上限金利の18%で借りている人は、今の返済を自力で続けていると、数十万円以上の利息を払うことになってしまいます

しかし、任意整理を行なえば、将来的にかかる利息を払う必要が一切なくなり、元本だけを返済すれば良くなるので、150万円の借金を効率的に返済することが可能となります。

さらに、現在、月に3~4万円ぐらいのペースでしか返済が出来ていない人は、このままだとさらに大きな利息を支払うことになってしまうので、早めに任意整理をした方が良いでしょう。

任意整理以外の債務整理の方法は?

債務整理には任意整理以外にも、個人再生や自己破産の手続きがあります。

個人再生では一般的に借金を約5分の1に減らせると言われていますが、借金が150万円の場合、最低弁済額は100万円より下がりません

その一方で、個人再生は任意整理と違って、裁判所を通じた手続きとなり、弁護士や司法書士に依頼した場合の費用は数十万円単位で掛かってしまいます。

そういった意味で、個人再生を行うことはあまり効率的だとは言えません。

また、もし、返済能力がまったくないと裁判所から認められた場合は、借金が150万円でも自己破産を行うことは可能です

ですから、どの債務整理の方法が良いかは、弁護士や司法書士に相談されることをお勧めいたします。

まとめ

借金が150万円ある場合、もし、低金利で借りているか、あるいは年収が450万円あれば、自力返済をした方が良いと思います。

しかし、その一方で、同じ150万円の借金でも、上限金利近くで借りていて、かつ年収が低いという方は、任意整理も一つの選択肢として考えた方が良いでしょう。

また、債務整理を行う場合は、どうしても返済が難しいという時は自己破産という方法もありますが、任意整理で効率的に借金を減らせる可能性も高いので、まずは、弁護士や司法書士に相談されることをお勧めいたします。