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借金が300万円あると、自力返済を続けていくべきか、それとも別の方法で解決をしていくか、悩むところだと思います。

そんな時は、任意整理で300万円の借金を減らしていくという方法があります。

もちろん、自力返済で何とかなる時もありますが、かなり大きなリスクを抱えることになるので、ご注意下さい。

この記事を書いた人

借金減額研究家 ケンジ

以前、法律事務所で仕事をしていた立場から、借金問題や債務整理に関する記事を1000記事以上書いてきたライターです。

借金300万円の利息の怖さ

借金が300万円まで膨らんでしまった場合、気を付けないといけないのは、やはり利息です

もし、奨学金や車のローンなど金利の低い負債であれば、まだ良いでしょう。

しかし、銀行や消費者金融から金利15%ぐらいでお金を借りていると、月々の返済金額ごとに返済期間と最終的に支払う利息は以下のようになります。

月々の返済額 返済期間 最終的に支払う利息
6万円 79ヶ月 1,737,295円
7万円 62ヶ月 1,323,461円
8万円 51ヶ月 1,073,398円
9万円 44ヶ月 90,5083円
10万円 38ヶ月 783,534円

もし、月収が10万円~20万円台であれば、毎月6万円ずつ返していくのも、かなり大変になってしまうでしょう。

生活をかなり切り詰めて何とかという形になるかと思います。

そんな生活を6年以上続けて行かなければならないのですから、精神的な負担はかなりのものとなってしまいます

借金300万円を自力返済するリスク

借金300万円を自力返済する場合、返済中は、借金のプレッシャーもハンパないですし、人によっては生活の中でかなり無理を強いられます。

そして、何よりも怖いリスクは、時間を失うということです。

20代で300万円の借金を抱えている人は、自力返済をしている間に結婚するチャンスを失ってしまうリスクがあります。

なぜなら借金が300万円あると、結婚を考えるパートナーに大きな不安を与えてしまうからです。

彼の若い頃にした借金の額が大きすぎて、本当に彼でいいのか不安です。
彼氏28歳 私24歳です。

35歳で借金300万で結婚しても、なんとかやっていけるのか不安です。
妊娠したらとうぶんは働けないし。
頑張って節約していけば、なんとか生活していけるレベルでしょうか?

また、30代で借金をが300万円あると、住宅ローンを組むチャンスを逸してしまうでしょう。

そして、50代で借金が300万円ある人は、老後の備えができなくなってしまいます。

失われた時間は二度と戻ってくることはないので、十分気を付けないといけません。

借金300万円を任意整理するという選択肢

借金が300万円ある人でも、任意整理で解決できる可能性はあります。

もし、消費者金融からの借入期間が長い人は、過去に利息を払い過ぎていた可能性があり、その場合は、その分を借金から減額して、残債を200万円ぐらいまで減らすことも可能です。

また、利息を払い過ぎていなかった場合でも、任意整理では、将来利息をカットできるので、後は、元本のみを3年~5年で返済すれば良いことになります。

つまり、任意整理の後の月々の返済額は、

  • 返済期間が3年の場合:83.333円
  • 返済期間が5年の場合:50,000円

となり、自力返済であれば、銀行や消費者金融へ払うはずであった100万円以上の利息を支払う必要がなくなるのです。

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

また、人によっては、毎月50,000円の返済でも難しいケースもあります。

その場合は、個人再生や自己破産で借金問題を解決するという方法もあります。

参考記事:借金300万円を債務整理する場合はこうなる!

任意整理はしない方がいい!?

任意整理を行なうと、約5年間はブラックリストに載ってしまうので、その期間は新たな借入れをすることが難しくなってしまいます。

借金が300万円あっても、任意整理をしない方が良い言われる大きな理由は、やはり、ブラックリストに載るからだと思います。

ただ、約5年間を過ぎれば、あなたの信用状態は再び元の状態に回復します

ですから、長い目であれば、借金300万円を任意整理をした方が、メリットはかなり大きいと言えるのです。